◆組み立てに際しての補足◆
(第1回)


今回は、ご購入頂いたor欲しいけど塗装できない、ガレージキット初挑戦という方が
結構いらっしゃいましたので、補足に加え、下準備〜簡単な塗装法を
何回かに分けてアップしていこうと思います。

加菜子はガレージキットとしてはパーツも少なく、組立ても簡単ですので
是非挑戦してみて頂ければと思います。

塗装は、フルカラーで塗装するのは敷居が高くて出来ないよー!
と思われてしまうかなと思いましたので
簡単にちょっとだけ手を入れて飾れるようにする方法を3つ提案します。
その3つは以下の方法です。

1.墨入れ塗装、2.石膏像風、3.原型風


2.石膏像風、3.原型風については
白(つや消し)で塗るか、グレーのサーフェイサーを吹くかすれば完了ですので
割愛して、墨入れ塗装についての説明をしたいと思います。


顔を描くのは難しい、あと、印象が固定されてしまうので
むしろ無いほうが良いのではと思いましたので、今回は無しで。


では、まずは第1回、下準備からです。



【1-0.今回使用する道具】




【1-1.パーツの確認】
加菜子のセットは以下のようになっています。



・キット(加菜子)・・・3パーツ
・キット(匣)・・・・・6パーツ
・説明書
・完成見本写真・・・・・2枚
・証書プレート

匣パーツは、似ているパーツばかりですが、全部形状が違うものですので
ご注意下さい。


【1-2.パーツの形を整える(加菜子編)】
ガレージキットには、製造方法でどうしても出来てしまう余分な部分や気泡、
パーティングラインというものがありますので、それを削ったり埋めたりして
綺麗な形にしてやります。
プラモデルでいう、ランナー・ゲートからパーツを切り離した状態になってる感じで
売られているものが多いでしょうか。
加菜子は業者さんに複製をお願いしてるので気泡は殆どないと思います。
あってもちょっとしたものだと。
なので、パーツの洗浄前に形を整えてやろうと思います。
(この後洗浄するのですが、順番はどっちでも良いと思います)





湯口という部分がある場合はそこを取ってやります。
ニッパーでガツッと取ってしまっても良いですが、取りすぎてパーツが凹んでしまうと
埋めなきゃいけなくなって面倒なので、少し残してカッターで削っていくのが良いかと思います。
もしくは最初からカッターで少しずつ削っていきます。
その後、やすりで削って綺麗にしてやります。
バリはすぐに取れてしまうと思うので、軽くカッターややすりで取ります。
ザックリ処理したのがこんな感じ↓



やすりの番手は、小さい番号→大きい番号を何種類か順番に掛けてやりましょう。
最初は200番前後かな?まあ、適当ですが。
あとは400、600、もっとつるつるにしたいと思ったら1000番とかで。
墨入れの場合は、やすり跡が目立つので細かいのまで掛けといた方が良いかも。
やすりの種類は、普通のの他にスポンジやすりがあるとすごく楽。

あと、パーティングラインにもやすりを掛けて綺麗にします。
元の形を残しつつ、ラインが消えるようにします。



私は面倒くさがりなので、ここで手抜きをします。
髪の毛のパーツを合わせてみて、見える部分だけやすりがけします。
一方向からだけのチェックだと見逃しがあるので、多方向から。
だいぶ髪で隠れてしまうので、ちょっと楽。
あと、髪の毛にもパーティングラインがあるので、納得の行く程度に
綺麗にします。

とりあえず、今回はここまで。
やろうと思えば、休日1日くらいで終わる工程でしょうか。
では、また次回。




(第2回)・・・ゆがみを直す



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